【八幡岬〜お万の布さらし】
お万様の銅像は勝浦城址(八幡岬)に建っています。
お万様(養珠婦人)は徳川御三家の紀州(頼宣)と水戸(頼房)二祖の母で、天正5年(1577)勝浦城主正木左近大夫頼忠の姫君として勝浦城内で生まれました。その後落城の際、14歳の姫君、お万様は炎上する城を後に、母と幼い弟を連れて八幡岬の東側40メートルの断崖に白い布を垂らして海に下り、小船で館山方面へ逃れたということです。
その後、お万様は徳川家康に見初められ、17歳で江戸城に入り「蔭山殿」と呼ばれて寵愛されました。
八幡岬は起伏に富んだ自然公園で特に岬の頂上にある展望広場からは、勝浦湾や太平洋の青海原を一望することができます。
「生誕地の勝浦城址に建つ
お万様の像」 |